キャラクター

【花鶏】
「ど、どうしてくれるのよ!! だから本当は、こんなところに持って来たくなかったのよ!!
 あの本がわたしにとってどれだけ大切なものなのか、あなたたちはわかってるの?!」

【伊代】
「そんな……ショックなのはわかるけど、人を責めても……」

【花鶏】
「わかってないわよ!! わたしの目の前で堂々とかすめ盗られるなんて……
 あなたたちは、なんにもわかってないわよ!!」

【こより】
「あ、花鶏センパイ……犯人を捜しましょう。と、とりあえず警察に……」

【るい】
「きっとまだ近くにいるよ!
 もしかしたらまだ図書館の中にいるかも!」

【花鶏】
「まだ……図書館の中に……?」

花鶏の目の色が変わった。

【花鶏】
「そ、そうよ!
 もしかするとあなたたちの中の誰かが盗ったのかもしれない……」

【智】
「あ、花鶏!?」

絶望から猜疑へ。

花鶏はもうすっかりパニクってて、
少しでも疑える者は疑わざるを得ないのだろう。

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