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今週もはじまりました『今週のブラディオン!』。
やりました! 小官が数週間ぶりにパーソナリティーの座に返り咲くことが出来ました。
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ありがとうございます!
そして、この三人でやるのも久しぶりですね!
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なんか前回まで、おれの姉たちが好き勝手やっていたような気がするが……。
あれはよかったのか?
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散々好き放題やって、飽きたからもう帰るだとさ。
ふん、責任感のない奴らだ。
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これは……小官たちで、本来の広報番組の使命を取り戻せという天からの声でありますね?
今週から、パワーアップして、前回までより、もっと濃密な内容をお届け致します!
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ぐだぐだ喋っているのも時間の無駄だから、さっそく本題に入ろう。
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確かにこれまでの放送では、なかなか本題に入らずに余計なお喋りで
時間を浪費してしまい、結局伝えるべきことを伝え切れてなかったな。
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そういうのは、今週からやめよう。
ちゃんとサブタイトルがあるのだから、それに沿って話題を展開していこう。
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そうでありますよね……。お任せください!
びしっと締めてみせます。
今週のお題は『組織について』であります!
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うむ。このブラディオンベーダには、様々な組織が登場する。
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たとえば、おれと紫音がかつて所属していた機構軍の神術兵特務部隊(ネフィリム)とかな。
ネフィリムの話は、前にしたからいいだろ?
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小官と三尉が所属しているCIRO(内閣情報調査部)という組織もありますね
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わたしが所属することになった、警視庁警備局の神術強行突入部隊(SET)などもそうだな。
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警視庁には、もう一つ、捜査専門の部署である神術犯捜査係(ASIT)もありますよね?
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そうだな。我々のSETが、神術を用いた犯罪者をボコボコにとっちめる役目で、
ASITは、神術を用いた犯罪の捜査にあたる組織だ。
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間違ったことはいってない。
SETはいま現在犯罪を行なっている犯人へ対処する組織であり、既に行なわれた犯罪の 捜査を行なうASITとは、根本的に役割が違うのだからな
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お前たちCIROにも、スクライブ専門の部署ができたのだろ?
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ああ、CIRO特別本部『八咫烏』だな。
おれとカヱデの二名が所属している
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ふふん、たった二人でなにができる?
そんなちっぽけな組織など、我々SETが吸収してやる。
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八咫烏の主な目的は、情報収集であります。情報調査部の本分からは、外れてはいけないであります。
もちろんその他に、神術に関する情報を集めることや、要人の警護なども行なったりいたします。
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ふーん。要するになんでも屋か? そういうことだな?
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そういわれてしまうと身も蓋も内でありますが……その通りです。
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おれは、元ネフィリムの兄姉たちの居所さえつかめればそれでいい。
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情報収集なら警察にいても出来る。
むしろ、そっちの方が重要な情報をつかめるかもしれんぞ。
だから直人は、いまからでもSETに来るべきだ。
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いけません! 三尉は、八咫烏の重要なメンバーなのですから!
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